妊活に役立つ漢方薬~その3

2016-02-16

これは私が妊活中に実際に飲んでいた漢方薬です。

 

かなり強い冷えのある方にぜひおすすめします。

 

とにかく冷え、お腹が痛む人に当帰四逆散

私はとにかく冷え性で、夏でも冬でも手足が常に冷たく、寒い日は腹痛に悩まされ、生理痛もかなり重かったのですが、妊活を契機になんとか冷え性を改善しようと考え漢方外来に相談に行ったところ処方されたのがこの漢方薬でした。

 

当帰四逆散が合うタイプの人の特徴として

 

|肩こりがある

 

|冷えると頭痛がする

 

|寒い日や冷房に当たった日は鼠蹊部が突っ張る

 

|しもやけができやすい

 

|生理痛があり、温めると楽になる

 

|腹直筋が緊張ぎみ

 

などがあります。

 

私はすべて当てはまっていました。特に下腹部や鼠蹊部の突っ張り感が強かったのですが、この当帰四逆散を飲み始めて1か月くらいしてから、そういえばお腹が緊張しなくなったなと感じるようになりました。その後は毎日ポカポカとまでは言いませんが、明らかに以前より冷えが強くなくなったと思います。

 

また、私は当てはまらなかったのですが、漢方外来のドクターに聞いた話ではこのタイプの方には性交痛を訴える方も多いのだそうです。冷えで血が滞ったことにより下腹部にガスがたまり、腹部が緊張することで性交時に差し込むような痛み、疝痛を感じるのだそうです。

 

性交痛があるとセックスが苦痛になり、やがてセックスレスなどから夫婦間に溝ができてしまいがち。セックスレスでは妊娠する可能性は100%なくなってしまうので、この性交痛の問題は早めに解決したいですね。

 

このタイプの人はとにかく冷えないように

当帰四逆散が合うような冷えの強い人の不妊対策は、日常生活の衣食住をとにかく冷やさないように気を配ることです。

 

夏でも長袖の羽織るものを1枚持ち歩く、おしゃれは二の次でくるぶしまである靴下をはく、冷たい飲み物や果物は控える、秋から冬はホットカーペット、足湯、半身浴など下半身を温めるようにするなどしてみてください。

 

体を中から温めるために、軽くスポーツをするのも良いと思います。体を温める熱は主に筋肉で作られますが、女性はもともと男性に比べ筋肉量が少なく女性の冷え性が多い原因になっています。筋肉をつけるためには、ダンベル体操や腹筋、腕立て伏せなどの無酸素運動が適しています。

 

当帰四逆散で強い冷えが取れたら、婦人の聖薬といわれる当帰芍薬散に変えて妊娠を待つこともあります。先に体のおおもとの問題を解決しておくことで、当帰芍薬散の効果がよりいっそう表れやすくなるそうです。逆に、当帰四逆散の合う人よりさらに冷えが強く、冷えると頭痛がしてくるタイプの人には、当帰四逆加呉茱萸生姜湯という当帰四逆散に呉茱萸と生姜のあたため成分をさらに加えた処方をすることもあります。

 

慢性的な強い冷え、肩こり、頭痛、腹痛、性交痛に悩んでいる方は、ぜひ一度漢方外来か漢方専門薬局に相談にいかれてはいかがでしょうか。