男性不妊に多方面からアプローチできる泌尿器科

2016-03-31

妊活しているけど子どもができない…産婦人科で診察は受けているけど効果が分からない。

 

男性不妊の原因は思わぬところに潜んでいることもあります。悩んでいる男性は泌尿器科の受診も考えてみましょう。

 

一般的な産婦人科と泌尿器科のアプローチの違いを記述します。

 

1.産婦人科と泌尿器科の違い

|産婦人科では「精子」に焦点が当たりやすい

当然と言えば当然ですが、産婦人科では妊娠に必要な「精子」がクローズアップされがちです。

 

受精に必要な量はあるか、形態に異常はないか…そういった精液所見に問題がある場合は、産婦人科でも問題の解決に取り組めると思います。

 

|泌尿器科では「男性機能全般」を見てくれる

一方泌尿器科では、精子の質や量に限らず、勃起不全、射精障害などの男性側の問題点を総合的に見てもらえます。

 

これらの問題では、体の他の部分に疾患を抱えているケースも少なくありません。精子の質よりも「体力や男性機能」の方に心配がある場合は、泌尿器科を受診した方が、答が見つかるかも知れませんよ。

 

2.泌尿器科のメリット

|背景の検査も行うため原因の特定力が高い

泌尿器科では精子だけでなく、勃起・排尿機能、膀胱や前立腺といった周辺臓器までも含めた検査を行うことができます。前立腺炎、糖尿病や肝臓病などの病気がED、射精障害、精液所見に関わってくることもあります。

 

そういった背景的な部分も明らかにして、総合的に診療してもらえるのが泌尿器科です。疾患が疑われる場合はCT、MRI、あるいはPSAなどの血液検査が行われます。40代以上で不妊にお悩みなら一度診てもらうと良いと思います。場合によっては食事・運動などの生活指導、医薬品処方やサプリメントのアドバイスなどもしてもらうことができます。

 

|女性がいないので気兼ねなく話せる

 妊活中の奥さんに気をつかってしまい、なかなか悩みを話すことのできない男性も多いです。実はこっそりサプリメントを使っていたり、セックスの時に射精がうまくできなかった自覚があっても口に出せない人もいます。

 

そういった隠れた問題点は、男性同士の会話で見つかることが少なくありません。産婦人科より男性側の心因性の課題に取り組みやすいのも泌尿器科のメリットです。また奥さんに話せない過去のトラウマなどがある場合は、心療内科を紹介してもらうのも良いでしょう。

 

3.泌尿器科の生殖医療専門医もいる

|生殖医療専門医は婦人科医が多い

不妊治療を行うドクターのほとんどは産婦人科医と言われています。もちろん産婦人科系の先生も診てくれますが、やはり女性側不妊をメインとする先生が多いようです。

 

男性不妊を総合的に見てもらいたいならば、泌尿器科の専門医を探した方が確実です。

 

|少ないけれど泌尿器科の専門医も

数は少なく全国で数十人ですが、生殖医療専門医を取得している泌尿器科の先生もいます。専門医の情報はインターネットで調べられます。お住まいの都道府県で探される方が多いと思いますが、日本生殖医学会のホームページからも確認することができます。

 

また性機能の専門医を当ってみるのも良いでしょう。相性の良い先生と巡りあえると良いですね。