マカって何だろう?

マカって何だろう_1

 

マカとはどのような植物で、どこで採れるものなのか知っていますか?

 

マカは南米ペルーが原産のアブラナ科の植物で、古代より珍重されているハーブの一種。ここではマカの生息地や歴史について詳しく見ていきましょう。

 

■マカはアンデスハーブの女王

南米ペルーの海抜4,000メートル級の山々が連なるアンデス山脈に広がるボンボン高原で主に栽培される植物です。

 

マカが生息する自然環境は高地であるがゆえに、非常に空気が薄く、地面が凍結する寒さ、非常に強い直射日光といった一般的に植物が自生することが厳しい中にあります。過酷な環境でも生き抜く非常に強い生命力の源として、マカの根っこ部分には非常に豊富な栄養素を蓄えています。(マカを一度栽培すると草も育たなくなるほど、その土地は痩せほそるのだそうです。それだけ大地の栄養を根っこ部分に溜め込んでいるということですね。)

 

もちろん単に栄養価が豊富なだけではありません!

 

近年の研究結果では、排卵誘発時の黄体形成ホルモン分泌を促進することも明らかになっており、滋養強壮や精力剤としての効果以外にも不妊に悩む女性や妊活中の女性に支持され始めています。

 

ペルーのインカ帝国時代においても、妊娠適齢期の女性には積極的に差し出されていたほどマカと妊娠との間には深い関係があるようです。

 

■数千年の歴史を持つマカ

マカって何だろう_2

 

マカの歴史はとても古く、その歴史は3,000年とも言われています。15世紀のインカ帝国時代(マチュ・ピチュが作られた時代ですね)には、家畜と少量のマカが物々交換されるほどその価値は高いものだったようです。

 

なぜそれほどまでにマカの価値は希少なのでしょうか?

 

それは、マチュ・ピチュの遺跡が2,400mの高地にあることからわかるように、インカ帝国時代は太陽を神として崇拝していたため、少しでも太陽に近い高地での生活を送っていたことに関係しています。

 

高地での生活は非常に過酷で、滋養強壮のある食物を欠かすことができず、マカに含まれる成分や豊富な栄養価は欠かせなかったのです。

 

最終的に、インカ帝国はスペイン軍の侵略によって征服されますが、この時もマカが関係していたと言われています。スペイン軍が戦いに備えて持ち込んだ馬は、高地の環境に適応できず死んでしまうことが多かったようですが、アンデス地方の人々が家畜にマカを与えていることを知り、これを真似て馬に与えたところ仔馬を繁殖できるまでになったそうです。

 

キリスト教の布教によって、一時栽培禁止になったマカですが、ペルーの国策として大統領が率先してマカの普及に努めるほど、マカの栄養価は優れています。

 

現在はサプリメントとして手軽に入手できるため、滋養強壮・更年期・妊活にマカを取り入れてみてはいかがでしょうか。